東京建築探訪
前回のブログでは、三渓園の建築群の中でも「臨春閣」という美しく雁行する建物のみの紹介でしたが、あと2題ほどアップしておきます。
最初は「聴秋閣」という茶室で、徳川家光が乳母の春日局に贈ったとされる左右完全非対称の建物です。
どーです、美しいと思いませんか?
昔見学したときに、三渓園の中で一番好きだった建物です。
ただ今回、こちらの方が好きかも…という建物が「月華殿」という、一見シンプルな建物。
こちらは「聴秋閣」のような派手さはないのですが、高台とせせらぎのロケーションの中に佇むシンプルな美しさに魅せられました!
若いうちはある意味元気(派手)な建築を好んでいたのに、年を重ねるとシンプルで落ち着いた美しさに嗜好がシフトしてきたのかもしれません。。。
後半は原宿・銀座の商業ビル群の写真をアップしておきます!
一番衝撃的だったのは、原宿の「アウディ・フォーラム」という水晶のような建物です。
写真では見たことあったけど、こいつぁーどんなもんだい!
元気な商業ビルが立ち並ぶ原宿でも、ひときわ異彩を放つ目立ちようです。
残念ながら昼間の表情しか見れませんでしたが、夜は本当の水晶のように光り輝くのでしょう。
その他にも東京には面白い建物がたくさんあります。
ただ、東京の面白い(変わった)建物は、地方より早めに立て替えられる(取り壊される)傾向があるように感じます。
新しいものが生れる都会だから、壊されるものもある。
東京ならではの建築代謝のスピード、少し考えさせられました。
(とくに三渓園を見学した後だっただけに。。。)