• 2014年12月08日

木工ワークショッフのご報告

木工ワークショッフのご報告

150 150 風土デザイン建築事務所

全開のブログでお知らせした木工ワークショップは、予定通り12/7(日)に行いました。

制作するのは「3Dくまモン」が蓋になった小物入れです。

木製の建具や家具製作を行う(株)ウッドスペース(玉名市)のご協力で実施しました。

3Dくまモンの顔は、工場で荒削りしてもらったものを使います。

あくまでもお子さんが参加できるイベントですので、作業は下記のような流れで行います。

1.くまモンの蓋と本体をサンドペーパーで磨く

2.蓋と本体に丁番を取り付ける

3.最後に自然塗料(クリア)を塗って完成


面白いのは、完成品がどれ一つとして同じものにならないところです。

つまり木目がすべて違うし、サンドペーパーでの磨き方も個人差があるので、くまモンの浮出方もそれぞれ違います。

程よい削り方だと凹凸も残りツヤも出ますが、削りすぎると「のっぺらぼうくまモン」に・・・

また、木材の白い部分(白太)は柔らかく赤い部分(赤身)は堅いので、そこでも削れ方は変わります。

基本的に自然素材というものはそんなばらつきがあり、それが味わいとなるのです。

完成したものをお互い見比べると…仕上がりに性格が出ているようで。。。

これをきっかけに、「モノづくり日本」を担う職人が誕生するかもね!

  • 磨き作業です。削りすぎないように…
  • 丁番を取付け。本体がぐらつかないよう大人もお手伝い
  • 最後に自然塗料で仕上げます
  • 完成品をもって記念撮影。お疲れ様でした〜!