全開のブログでお知らせした木工ワークショップは、予定通り12/7(日)に行いました。
制作するのは「3Dくまモン」が蓋になった小物入れです。
木製の建具や家具製作を行う(株)ウッドスペース(玉名市)のご協力で実施しました。
3Dくまモンの顔は、工場で荒削りしてもらったものを使います。
あくまでもお子さんが参加できるイベントですので、作業は下記のような流れで行います。
1.くまモンの蓋と本体をサンドペーパーで磨く
2.蓋と本体に丁番を取り付ける
3.最後に自然塗料(クリア)を塗って完成
面白いのは、完成品がどれ一つとして同じものにならないところです。
つまり木目がすべて違うし、サンドペーパーでの磨き方も個人差があるので、くまモンの浮出方もそれぞれ違います。
程よい削り方だと凹凸も残りツヤも出ますが、削りすぎると「のっぺらぼうくまモン」に・・・
また、木材の白い部分(白太)は柔らかく赤い部分(赤身)は堅いので、そこでも削れ方は変わります。
基本的に自然素材というものはそんなばらつきがあり、それが味わいとなるのです。
完成したものをお互い見比べると…仕上がりに性格が出ているようで。。。
これをきっかけに、「モノづくり日本」を担う職人が誕生するかもね!