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10月 2013

150 150 風土デザイン建築事務所

東京・建築行脚その1

私が過去に在籍していた 連合設計社市谷建築事務所(東京都千代田区飯田橋)で、恩師である吉田桂二氏の絵画の個展(第34回)が、10/25〜11/3まで開催されています。

今回は師匠に3年ぶりにお会いしましたが、83歳とは思えぬ現役ぶり。

見習うべきもの、考えさせられるところ。。。

個展のオープニングパーティには参加出来ませんでしたが、ゆっくりお話しすることが出来て成果は十分でした。

個展以外に、やはり建築行脚!

今回は千葉県まで遠征して、美術館を見学してきましたよぉ〜

このお話は、つづく—

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地盤沈下のチェック!

1戸建て住宅の増築工事の計画で現場調査をしたときのことですが、現在あるお住まい(築25年)で気になる現象が…

室内の一部で、足の裏に床が若干沈んでいるような感覚。

念のため既存建物の各室を確認させていただくと、トイレの壁面タイルがかなり浮いており、外壁にも近い場所にクラック(ヒビ)が…

おそらく地盤の不同沈下で、建物の一部が沈んでる可能性が大との判断をしました。

まず今回の増築計画の前に、既存母屋の沈下の程度を調査し、沈下していれば建物を水平に戻す為の「かさ上げ工事」にかかる費用を押さえることが先決!

ということで本日、専門業者による調査を行いました。

三脚の上にある機器から、レーザー光線が水平に壁面に照射されます。

たとえば機器のレーザーポイントの高さを床から1000ミリで設定したとします。

部屋の隅で床から水平なレーザー光線ラインまでの高さを測定すると、1020ミリあったとします。

すると部屋の隅はレーザー機器の位置から20ミリ沈んでる、ということになる訳です。

今回の測定で、最大沈下は15ミリ…

圧倒的に傾いてるということではないですが、やはり気になる程度に沈んでました。。。

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秋永平木工場について

私の設計では屋根が瓦葺である限り、施工は特定業者を指定しています。

宮崎の都城から、屋根の下地葺(平木葺き)に来ていただくのも今回で3軒めだな…

秋永平木工場
http://www.fgnet.info/hiraki/hiraki-sekou-2010/

自分は秋永さんが平木葺の施工中、必ず現場に見に行き、お話を聞くようにしています。

建築関係の方であれば、写真のような伝統工法でいけばメチャ施工費が高くなると思われるでしょうね…

でもね、秋永さんは違います!
理にかなった工法を後世に伝えたい!

そんな熱い気持ちを感じます!

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上棟式の餅撒き!

10/2日、建築中の「借景の家」が無事上棟しました。

上棟のお祝い事として、昔は餅撒きや酒宴が慣習となっていましたが、最近町なかでは殆んどやりません。
(どちらかというと田舎ではまだあるようですが…)

大工さんたちも現場まで車なので、お祝い事でも飲酒はご法度です!

今回は熊本市東区健軍1丁目という町なかの住宅街ですが、建築主のご意向で餅撒きはとり行いました。

最近の少子高齢化に伴い、事前の餅撒きのお知らせにどの程度反応があるか、正直なところ?でしたが、開始予定時刻の17:00にはたくさんの方々にお集まりいただき、大盛況!

やはり大人にとっても幼少期の楽しい記憶として刷り込まれているのでしょう。

子供に負けずに楽しむ中年・熟年・それ以上の方たち…

みんな笑顔で(必死で?)、世代を超えて楽しめるイベントなんだなぁ。

餅撒きは地域の絆を深めるきっかけになるかも!