1戸建て住宅の増築工事の計画で現場調査をしたときのことですが、現在あるお住まい(築25年)で気になる現象が…
室内の一部で、足の裏に床が若干沈んでいるような感覚。
念のため既存建物の各室を確認させていただくと、トイレの壁面タイルがかなり浮いており、外壁にも近い場所にクラック(ヒビ)が…
おそらく地盤の不同沈下で、建物の一部が沈んでる可能性が大との判断をしました。
まず今回の増築計画の前に、既存母屋の沈下の程度を調査し、沈下していれば建物を水平に戻す為の「かさ上げ工事」にかかる費用を押さえることが先決!
ということで本日、専門業者による調査を行いました。
三脚の上にある機器から、レーザー光線が水平に壁面に照射されます。
たとえば機器のレーザーポイントの高さを床から1000ミリで設定したとします。
部屋の隅で床から水平なレーザー光線ラインまでの高さを測定すると、1020ミリあったとします。
すると部屋の隅はレーザー機器の位置から20ミリ沈んでる、ということになる訳です。
今回の測定で、最大沈下は15ミリ…
圧倒的に傾いてるということではないですが、やはり気になる程度に沈んでました。。。