あの熊本地震からまる3年。大規模半壊となったお住まいを解体し、板倉構法による熊本地震復興住宅が完成しました！
コンパクトな住宅ではありますが、夫婦お二人で住まわれるには十分な広さとなっています。
今年も11/2日に「熊本大学の建築展2019」に行ってきました。
この建築展は毎年、熊本大学の学園祭の時期に合わせて開催されます。
建築学科3年生が総力を挙げて取り組むイベントです。
（多分後輩たちも相当駆り出されてると推察しますが、、、）
自分が学生の頃、大学の学園祭は「黒髪祭」（こくはつさい）と銘打ってましたが、現在は「紫熊祭」（しぐまさい）と言うらしいです。
今回の建築展のコンセプトは「芸術を建てる」
サブタイトルは「stART」・・・
これは令和のスタートと芸術のアートを掛け合わせたんでしょうね。
分かり易くていいと思います！
（令和のスタートを掛け合わせているのか、確信は持てませんが…(笑)
今回の建築3年生も、昨年の2年生設計演習の授業でお手伝いした学生たちです。
建築展を観るたびに、学生はたった1年でこれだけ伸びるんだー、と感心させられます。
この展覧会を通じて、自らの設計活動について考えるキッカケにもなりました。
「初心忘るべからず」、これこそ建築家にとって「基本」だろう思います！
平成28年の熊本地震後、「野田市兵衞商店」の災害復旧工事に着手しました。
築110年の古民家でなかなか難しい工事でしたが、現場主任の 田中氏をはじめ、多くの職人さん達が仕事に真摯に取り組んでいただいたことに感謝申し上げます。
建物に関しての詳しい情報は、HP内のリノベーション作品集にUPしましたので、そちらをご覧ください！