私が今までで設計した3階建て住宅は、だいたい1階が鉄筋コンクリート造、2・3階は木造という混構造形式でしたが、今回は純粋にオール木造の3階建て!
3階建て住宅では、 「部屋として使えないのにコストが高くつく部分」をどうまとめるかがポイントでしょう。
そんな厄介な部分があるの?
と思われるかもしれませんが…、それは階段とエレベーターです。
つまり縦移動するために必要な部分ですが、1〜3階まですべての階で面積としてカウントされるので、各階の平面をよほどコンパクトにまとめないと、延床面積ですぐ6〜70坪の大規模住宅になってしまいます。
これすなわち、予算オーバーにつながるということです。
そこで今回はガラスの階段室を中央にとり、フロアーごとの平面動線を最短距離でまとめることにしました。
また、エレベーターは1〜3階まで通さず、1階と主たる生活空間である2階のみの利用としました。
これで延床面積は約54坪の3階建て住宅としてまとめることができました!
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