大学時代の友人の再就職祝いのため、福岡県田川市(友人の出身地であり就職先でもある)に行ってきました。
学生時代は田川の友人宅へよく遊びに行ってましたが、実はあまり市内観光したことがない・・・
そこで今回は田川市石炭・歴史博物館へGO!
最近では炭坑の記録を残した山本作兵衛の絵画や日記が、日本で初めてユネスコ世界記憶遺産に登録されたことで、この博物館の存在が一躍有名になりました。
友人によると以前は原画を展示してあったそうですが、記憶遺産登録後は複写が常設展示のようです。
展示物としては屋外の伊田竪坑櫓や2本の大煙突がかなりの迫力!
実は田川市はこの竪坑櫓と大煙突の世界遺産登録を目指していたそうです。
現地視察に海外の専門家委員が来館した折、この作兵衛の絵画が視察団の目にとまり、こちらの世界記憶遺産登録への申請を勧められた、というのがそもそものきっかけのようです。
世の中どこでどう転がるかわからない・・・視点が違えば評価も変わる、ということでしょうね。
作兵衛は14歳から63歳まで炭坑で働き、66歳から日記や絵画を描き始め、92歳まで描き続けたそうで…、スッゲ〜〜!
この世界記憶遺産への登録について一番驚いているのは、実は作兵衛さんご本人かもしれませんね!
※4/27日からは原画展が開催されるようで、詳細はこちらへどーぞ↓
山本作兵衛墨画展
http://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/sekitan/hakubutuinfo/page_637.html?type=top