長崎市に建築中だった住宅が完成しました!
建設場所は、長崎駅から車で40分くらいかかる住宅地。
長崎市はその7割が傾斜地ということで、住宅を建てるための土地を探すのは大変です。
敷地内に車がとめられるような平坦な敷地を確保しようとすると、ほぼ郊外の土地を探すしかありません。
(市中心部の平坦な土地の価格は、びっくり価格です!)
2/11の完成見学会にお越しいただいた方々、郊外の場所であるにもかかわらず本当にありがとうございました。
建物は完成しましたが、外構工事はこれからなので外観写真はまだ撮影していません。
急勾配の高い吹抜け天井や白い漆喰仕上などは、長崎の教会や洋館を意識したデザイン。
基本は洋館ですが、道路からの室内への視線をコントロールする建具は、日本の町屋建築の手法である縦繁格子。
視線だけでなく日照もコントロールし、防犯の役割も担っている建具です。
この住まいの和洋折衷の雰囲気は、海外文化の交流地であった長崎だからこそご提案したもの。
外観写真まで撮影終わりましたら、作品集にアップしま〜す!