「壺川の家」完成しました!
2015年に計画着手した木造住宅が約4年半かけて2020年春に竣工しました。平成28年(2016年)の熊本地震により敷地が隣接する石垣が崩落し、計画が中断したことによりかなり時間がかかりました。地震時はまだ基本計画中でしたので、今回の建物自体には影響していません。(建設工事中に地震が起きていれば何らかのを影響が受けたかもしれませんが。。。)
建設工事自体は完全に地震後なので問題なかったのですが、問題は建築費用です。熊本地震後は被災建物の解体工事が急増し解体処分費は高騰。建築資材や職人の人件費も上昇しました。結果的に建築費用は地震前に比べてかなり割高になってしまいました。この建物は地震前からの計画だったのですが、タイミング的に被災住宅の復旧工事の時期と重なってしまいました。
自然相手に人間ができることは限られていると思いますが、出来る限り「災害に強い住まいづくり」を進めていきたいと思います。