高校の国語の先生のお住まい。たくさんの本を収納する書庫が、大屋根の屋根裏部分にあります。書庫は面積上かなり広いのですが、その仕上げを最小限にとどめることで、建物全体の建築費用を抑えることができました。 また、本は重たいので 通常は1階に計画することが殆どです。しかし今回は、1 階にお母様の生活空間を確保するため敢えて2階とし、十分な構造補強を行いました。収納が充実していると同時に、バリアフリーにも配慮。建築主さんと十分な打合せを行い、車庫から玄関・勝手口まではスロープを設置。室内では手摺の配置などにも気を配っています。